introduction
ー Myself ー
カフェ"ポエム"の店主、星乃 祐月です。
あれは、中学3年生の春休みだったかなあ。歌手志望の友人に勧められて始まった僕の詩人生活は、今年で16年が経ちました。2010年から、カフェ"ポエム"という、読み手参加型の短編詩集を書き始めて、数年後には、イベント出店限定の珈琲屋になりました。いまでは、「初恋」をはじめとするオリジナルブレンドを提供しています。いつもお豆を焼いてくださる、おます珈琲のマスター夫婦には、本当に感謝しています。
僕が出来ることを、書き出してみました。
・詩を書くこと
・写真を撮ること ・動画をつくること ・音響に関わること
・コーヒーを淹れること ・カクテルをつくること
・デザイン ・プロデュース,キュレーション
ここまで来るのに、たくさんの方が助けてくださいました。自分ひとりでなんて、到底できなかった。ありがとう。これからも、みんなのこと頼りにしています。
夜空に無数に散りばめられている「星」
太陽があるからこそ夜に光り輝く「月」
僕の名前が夜に由来するのは、人の本質がそこにあるからかもしれません。
こうして関わってくれるみんながいて、誰ひとり欠けても、いまの自分は存在しない。僕自身の創作表現も含めて、誰かと何かを形にすることがとても大切で、至極当たり前かもしれないけれど、目の前の貴方とどれだけ言葉や想いを交わせたか、それに尽きると思っています。
これを読んでくれたあなたと一緒に、何かを創れる日が訪れますように。
ー these days ー
梅雨は、僕は1年の中でも相当苦手です。雨ってだけでももちろんですが、何より、雨の前の気圧の変化にはダイレクトにやられます。勘弁して欲しいなあ、自分の身体よ…。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
僕は今月、このホームページになんと40本という詩を書き上げました。だから何?って話ですが、こんな数を書いたのは人生初です。ここを読んでくれている人には、もうお分かりだと思います。そうです、僕に起きたとんでもない事件の真相は、詩の中にあったわけです。
あからさまじゃん笑
いやまあ、数といい内容といい、感慨深いものばかりです。個展やグループ展に出してきた作品でさえあの文章量。それを軽々と超えるものが、どうもひょこひょこいるわけです。伝えたいこと塗れとも言えるし、ありのまま過ぎるとも言える。けれど、書き方なんていつ変わるやも分かりません。
斯く言う僕自身も、相棒の一言がなければ、変わったことにすら気づかなかったかもしれません。歳を重ねるように、自然と身につくような、そんな感覚なのかな。
僕の詩(うた)は、前にも言ったように「記憶」です。
そのひととその日、何をして、どう過ごしたか、つまりは、どう生きてきたかということ。繰り返すように出てくる言葉は、その都度思わずにはいられなかったり、あるいは、この詩たちが、日々の連続の中であったりすることの証明です。
すべて時間軸の上で繋がっている、僕と君が積み重ねていく詩物語。
どこまでいっても、僕と君であることは、ひとりとひとりであること。
それ自体は、普遍的で不変かもしれないけど、変わっていくものやことがあって、決して良いことばかりじゃないけれど、ひとつずつ進んでいって、幸せってこういうことなんだなあって、ちゃんと僕の言葉で残しておきたいと思っています。
僕の詩が、読んでくれる誰かのこころを温めてくれる、一杯の美味しい珈琲のように、なれますように。
さて、今夜のご飯、何食べようかな。
2025年5月暮れ、降り出しそうな雨に窓の向こうを想いながら。
星乃 祐月(ほしの ゆづき)
星乃 詩歩(ほしの しほ)
‐ A recollection with you ‐ introduction
0コメント