introduction
ー Myself ー
カフェ"ポエム"の店主、星乃 祐月です。
あれは、中学3年生の春休みだったかなあ。歌手志望の友人に勧められて始まった僕の詩人生活は、今年で15年が経ちました。2011年秋からは、カフェ"ポエム"という、読み手参加型の短編詩集を書き始めて、5年後には、イベント出店限定の珈琲屋になりました。いまでは、「初恋」をはじめとするオリジナルブレンドを提供しています。いつもお豆を焼いてくださる、おます珈琲のマスター夫婦には、本当に感謝しています。
僕に出来ることは、こんな感じ。
・コーヒーを淹れること ・カクテルを作ること
・詩を書くこと ・写真を撮ること ・動画をつくること
・デザイン ・音響に関わること
・プロデュース,キュレーション
ここまで来るのに、たくさんの方が助けてくださいました。自分ひとりでなんて、到底できなかった。ありがとう。これからも、みんなのこと頼りにしています。
夜空に無数に散りばめられている「星」
太陽があるからこそ夜に光り輝く「月」
僕の名前が夜に由来するのは、人の本質がそこにあるからかもしれません。
こうして関わってくれるみんながいて、誰ひとり欠けても、いまの自分は存在しない。僕自身の創作表現も含めて、誰かと何かを形にすることの方がずっと大切で、それには至極当たり前かもしれないけれど、その人とどれだけ言葉を交わせたか、それに尽きると思っています。
これを読んでくれたあなたと一緒に、何かを創れる日が訪れますように。
ー these days ー
昨日までの陽気が嘘みたいに、今日からは雪だなんだと騒がしくなって、三寒四温とはよく言ったものです。さて、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
鹿児島で開催されたグループ展、ART・PORTE様主催のDREAMERS ART 〜 時〜 time 展が終わってから、もう2週間も経ってしまいました。帰省出来たのは、わずか3日間。移動に往復半日だから、実質2日間しかいられませんでした。ただでさえ、やりたいことが盛り沢山なのに…!
1年のうち、初めて鹿児島に行ったときに、僕が最初にすることは、霧島神宮への初詣。どんなに遅くても、今年のご挨拶と昨年のお礼のために、必ずお参りをします。今回は、師匠に車を出してもらいました。僕の我儘を聴いてくれて、本当にありがとうございます。
それから在廊へ。
展示初日は、僕の誕生日。「どうしたい?」と聴かれて、これまた僕の我儘で、その場に居合わせたみんなに、ギャラリー近くのお店で盛大に祝ってもらいました。ああ、こんなに愛されてて、またここに帰って来れて、本当に幸せだなあ…と思いながらお酒で溺れました。2日目は、終日在廊のはずが、誕生日の余韻で、思い切り寝坊をかましてお昼から参加。わんさか来ることもなく落ち着いて終わり。その夜、鹿児島で一番長い友人とお酒を飲んで、人生で初めて、記憶を失くしました。覚えてないって、本当にあるんですね…。迷惑掛けました。ごめんなさい。
3日目は、午後だけの在廊。最終日なんて嫌だ!もっと居たい!なんて我儘は当然通らず、それでも許される限りの時間ギリギリまで粘りました。僕の作品を一番見て欲しいひとは、やっぱり来なかったけど、会いたいひとにはちゃんと会えたから、良い旅だったと思います。
鹿児島に帰れただけでも幸せでした。みんなからもらったものと、いまの自分に出来ることを合わせて頑張って、また会いに行きたい。僕の作品は、どうにも現実を巻き込んでしまうから、どうか幸せな物語を書こう。
あわよくば、それが僕にとって、届けたいひとに届くように願って。
そう、思っています。
実は、この展示のご縁で、今夏の出展が決まりました。詳しくは、またの機会に。
たくさん面白いことを考えたから、みんな見に来るんだよ。待ってるからね。
あとすこしで訪れる、大好きな春を想いながら。
星乃 祐月(ほしの ゆづき)
星乃 詩歩(ほしの しほ)
‐ A recollection with you ‐ introduction
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