重ねた言葉の数だけ惨めになった
一緒にいる時間が増えれば増えるだけ哀しくなった
あなたの好きな私は、あなたのために見繕った私
溢れ出してしまう気持ちをぜんぶ掬って
たったひとつ、ふたりだけの、一番綺麗な世界にして欲しい
でも、そんなの無理だって分かってる
リボンで結って白い箱に仕舞っておきたいくらい
本当の私は、我侭なの
恥ずかしくて、誰よりあなたに見られたくない
だから。
「ねえ。私と恋に落ちてください」なんて
大好きなあなたに、言えるわけなかったの。
—恋— inspired by Ashiro