だから言ったんだ
帰宅してからの僕らは
お風呂にも入らずに寝てしまった
僕ほどお酒に強くないのに
実質7杯も呑んでいれば無理もない
当然、君の肩はいつもよりガチガチで
頭も上手く回ってなかった
軽くほぐしたところで、どうにもならない
朝ごはんは残さずしっかり食べる君が
珍しく残したから、余計に心配になる
だから言ったんだ
お風呂入ろうって
買い出しは明日のつもりだったけれど、
無理させたくなくて、駅まで一緒に行く
スーパーに行くには暑すぎるし
家で何もやる気にはなれなくて
とりあえず、マクドナルドを避暑地にする
ブラックコーヒー片手に詩を書く
今日も書くことが山ほどある
思い出して泣きそうになりながら
なんとか堪えて書ききった
タブレットを持って出たから
買い出しは必要最低限にする
まるで主夫だけど、このままでは居たくない
七夕の願いごとは、僕が旅の仕事に就くことだ
それから、君とどこへだって行ける自由だ
必ず叶える
だから言ったんだ。
—だから言ったんだ—
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