おにぎり
音楽って、ずるい
なんだか、その人の歴史そのもののような気がするから
僕らには、言葉に代えられないようなことでも
初めからそこにあったように言葉にして歌ってる
誰かの受け売りだってわかってても
知って欲しいって思うのは
そう言いたかったからなんだろうなって
君が作ったプレイリストを聴きながら
いま、これを書いている
僕が作ったプレイリストを聴きながら
君は君で、頑張っている
誰かの言葉を知るたび、その美しさを教えあって
誰かの言葉であっても、その素敵さを語り合って
お互いに、つくったおにぎり弁当を
中身もよく知らないまま「美味しいね」って、分けあうように
ふたりして、言葉を愛しあっている
ねえ、やっぱりくすぐったいや。
— おにぎり —
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