おにぎり

音楽って、ずるい

なんだか、その人の歴史そのもののような気がするから


僕らには、言葉に代えられないようなことでも

初めからそこにあったように言葉にして歌ってる


誰かの受け売りだってわかってても

知って欲しいって思うのは

そう言いたかったからなんだろうなって


君が作ったプレイリストを聴きながら

いま、これを書いている

僕が作ったプレイリストを聴きながら

君は君で、頑張っている


誰かの言葉を知るたび、その美しさを教えあって

誰かの言葉であっても、その素敵さを語り合って


お互いに、つくったおにぎり弁当を

中身もよく知らないまま「美味しいね」って、分けあうように

ふたりして、言葉を愛しあっている


ねえ、やっぱりくすぐったいや。


— おにぎり —

A recollection with you

カフェ“ポエム” since 2010.11.27

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