記憶の海

本当に悔しいことだけれど

僕から君へ

君から僕へ

その言葉をすべて覚えておくことはできない


でも、その必要は、きっとない

無意識のうちに、預けあってる


 “ 記憶の鍵 ” とでも、言っておこうか


どうしたって、忘れてしまうけど

時間も空間も、あるいは、誰かさえ飛び越して

星のように言葉も巡っていく


流れ星を綺麗だと思うのは

君の想いを運んだ証、なのかもしれないね


そうやって、僕らは、記憶の海を渡り歩いていく

お互いを見失わないように。


—記憶の海—

A recollection with you

カフェ“ポエム” since 2010.11.27

0コメント

  • 1000 / 1000