目を覚まして。

真っ直ぐ差し込む光は
初めての来たこの場所でも
どこか懐かしさがあった

笑いあったことが嘘臭くなる
言葉ひとつ、伝わってるのがどうかさえも

切り取った世界の外側にだって
僕と君はそこに居たはずなのに

そんな当然のことさえも

君の声が、冷えきった部屋の向こう側に沈んでいく
冬の海を越えて、二度目の春を待ち望む僕のように。

ー目を覚まして。ー

A recollection with you

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