心臓

君の寂しさとか、辛さとか、
気づいていながら
気づいてないふりをしていたんだ

だから、僕は。
君が傷ついたぶんだけ、同じように
傷つかないといけない

言葉にしてしまえば呆気ないから
言わないまま時間だけが過ぎてしまった

心臓が止まらず動くように
こころを守るには弱さを隠すしかなくて
強さの欠片も分からない幼子だと
それでも生きていく以外に選択肢があっただろうか!

痛みを知っていること
優しさはそこから始まるんだって
誰かが言っていた

優しくはないよ
もうずっと忘れたままだから。

A recollection with you

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