蝉時雨

夢を見ない日が幾度続いた
ひとりひとつも幾重だとも

何気なくなってしばらく経った頃には、
疲れてきっていたんだ

夢は記憶の整理であって忘れるわけではないらしいし、
きっと夜には置いていけないんだろう

この朝の静けさを破いて 蝉時雨

波のような夢だった。

A recollection with you

カフェ“ポエム” since 2010.11.27

0コメント

  • 1000 / 1000