蒼く光った

その日はまるで、世界の終わりだった

あと一度、こんな日が来たら
僕はもう生きてはいけないなあって
何度か思ったところで

君が生きていてくれるなら
それで充分だと思えた夜だった

蒼く光ったその熱は、恒星の温度のままで
目を閉じても感じてしまうほどの

こころというのは、
どうやら、増やすも減るも、自分一人では、どうにも出来ないらしい

朝が来る前に眠ろう
星空に全てを委ねて。

A recollection with you

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