泣かない代わりの唄だった

さよなら またねって、何度言ったところで君に届くことはなかったからさ

せめて、笑って?

ありきたりの言葉で構わないから
その声で眠らせて欲しいんだ

いつからか許せなくなった僕を
その声で眠らせて欲しいんだ

世界はこうも美しく始まっていく
それが苦しいだけではないことも

泣かない代わりの唄だった。

0コメント

  • 1000 / 1000