僕の夜は優しくなかった

穏やかに眠れると思った
だからって、僕の夜は優しくなかった

触れられる距離に君が居てくれたらどんなに幸せか、
なんて幾度となく考えたところで
つくづく、僕は馬鹿だよなあ

いつからか夢をあまり見なくなって
色も匂いも忘れて
始まりも終わりも
どこかに置いてきたらしい

眠るのも起きるのも怖いんだ

君が僕を探すことはないのに
僕が君を、姿ばかり、探してしまうから。

A recollection with you

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