君と群青のさよならを。
魔法が解けたシンデレラのような、ありふれた日々へと帰るだけの
たったそれだけの分かれ道だった
歩いたり走ったり、止まってみたり
言葉ひとつの行く先も向かうところ知らずで
宙に浮いては雨になった
嘘と本当が9:1くらいの難解な文脈を、解き続けてきた気がする
太陽が昇って日が沈むまで、それが僕らに与えられた時間で、奪われていく時間だ
この手足もこのこころも、1日終わる度に壊れていくことには、ずっと気づいていた
だから、1分1秒無駄にすることは出来なかった
昨日は君が笑ったから、明日の僕らは夕立ちに会うと思うよ
これからも、そんな世界で生きていくことになりそうだな
そうだね、君と群青のさよならを。
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