When I was half asleep, you said.
「自分勝手で、ごめんなさい」
一度目のアラームのあと、君が不意に言った
とても大切なことなのに、頭は寝惚けていて
なんとか聴き取れたのは、
「だから、信じてください」
この一言だけだった
だけど、それは切実な祈りのようで
あるいは、君が嫌だと言った約束のようで
僕は穏やかなこころのまま、こう返した
「うん、信じてる」
これから気をつけるね、とか
ちゃんと直しますとか、とか
そういう曖昧さを選ばなかった
君の覚悟が滲んでいる気がした
正直なところ、まだ眠い
布団を掛け直す
今日もよく、晴れている。
— When I was half asleep, you said. —
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