浅い眠りのプラネタリウム

知らない街で、見えないものを追い掛けた
ずっと眠れないでいたんだ

手を繋いだ夜だけが、僕らを守ってくれる

眩しい光をいくつも、いくつもまとって、走り出して

振り返れば、すこしだけ騒いだ波音が掻き消す足跡の

すべてが優しさだった


君は一等星のような輝きを持ってる
いつも隣にいたから気づかなかっただけで

遠くにあるから愛おしく思えていることだって

きっと、たくさんある


さよならは、何回繰り返したって慣れないなあ

タイムリープして、そうならない未来を選び取れたとしても

君とは、それだけは、したくないなあ


いまも。

これから先も、ずっと。


ー浅い眠りのプラネタリウムー




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