こころの雫。

何回目かのおはようをしてから、僕らは互いに向き直る
仕方のないことだった

日々欠けていく記憶を埋める間はない
春が今年も過ぎていく

君は足場のない 無色透明な空を走って
この世のものではないくらい綺麗な色を放っていくから
君という魔法はきっと、そうして産まれたんだと思う

僕の心にだけ、滴が溜まる

あまくない
痛くない
しょっぱくもない

照れ屋さんの見え透いた感情を
瑠璃色と表現してしまうには、どうにも勿体なくて

ただすこしだけ。

A recollection with you

カフェ“ポエム” since 2010.11.27

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