album

降り続く雨音が、寂しさの証だった

スポットライトは記憶ばかり照らすから
彩ってもいない写真立てに、笑顔ばかりが溢れるんだ

そうしていま、アルバムを閉じようとした
でも、閉じることを許してくれなかった

まだ続きがあると言う
これからなんだと言う
雨音は直に止まるから、君は歩けと言う

何処かには行けるよ
前か後ろか、右も左も分からなくたって
何処だって行けるよ

強くなくていい

だからどうか、君が隣にいる間は
僕らを照らす光を信じていたいんだ。

A recollection with you

カフェ“ポエム” since 2010.11.27

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