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確かにあの日、僕らは夏空に吸い込まれた
高気圧の魔法と夜を越えて
青い海の果てに向かってどこまでも

未来は見えなくて当たり前だよ
そこに座って考えたらいいさ
どうしたって、また歩けるんだから

恋と呼ぶにはもう遅くて
愛と言うにはまだ早かった
この気持ちは。

言葉になんてしたくない
僕らはそんな魔法ばかり身につけてしまった
降り注ぐ水滴に変わって流れる

留まることなく、流れる

水面に光を移しながら。

A recollection with you

カフェ“ポエム” since 2011

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