still hurt

ひとつ失くす度、とめどない痛みが溢れた

姿、影、形
光、音、温度

次は何だろうかと怯えながら
救われたいのかさえ分からなくなる

明日はもう遠く
砕けていく輪郭をかろうじて保つこともなく
君はそのまま歩き出した

そう、それが正解。

選んだ道が違っただけの偶然を悲しまなくて良い
そう言い聞かせたのに、

僕は僕を棄てきれなかったんだ

そう、それも正解。

手を繋いで駆け出そうとする
日暮れの色は、悲しみの色だ

痛い。

声が、消えた。

ーstill hurtー

camera : CANON EOS6D MarkⅡ
lens : super takumar 55mm f2

A recollection with you

カフェ“ポエム” since 2011

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