こんな夜を君は知らない

不意の涙
流すことなく溜まったそれは堰をきった分だけ出ていくだけの、はずだった
そうして気付いてしまった
僕らはもう出会ってしまったんだ

約束されたのは、遠からず近からずの別れだけで、
触れることとか声を聴くとか
ひとつとして確かなものはなかった

嫌いな日も
好きな日も

愛してるから泣いてしまう

こんな夜を、君は知らない。

A recollection with you

カフェ“ポエム” since 2010.11.27

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