君の唄
君の唄って、ホントすごいなって思う
練習してきたからとか
努力してきたからとか
なんかそういうのじゃなくて
君そのものが、言葉と感情が
アイスクリームみたいに混ざり合って
狂おしいくらいに、いまを声にしてる
無色透明なはずの君の声に
どれだけ色があるって言えば伝えきれるだろう
いつもとは言わない
というか、さすがに無理だけど
ペンライトをそれなりに全力で振りながら
我侭に特等席で聴いていたい
わざとらしく涙なんか流して
大喜びで誰よりも大きい拍手を送ってやりたい
君が見せてくれる、君の世界への愛しさが
成程、僕も愛しいと思う
言葉でしか知らなかった昨日までのこと
言葉でさえ見えなかった明日のこと
いまを春風のように駆け抜けていく
君に憧れている。
—君の唄—
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