change

変わらないことに戸惑った

変わってしまうことは、ただ怖かった

勢いや自信を人生のどこかに置いてきた気がして

そんなのどうしたって、不安になるしかないし

見て見ぬふりを何度繰り返してきたかなんて、もう覚えてない

でも、目の前のことに必死になってはじめて

息をしていると気づいたし

名前も知らない誰かに、支えられていることも知った

そこでやっと、失くしたものばっかり数えてしまったことを酷く後悔した

これまでも、これからも

私の世界は、動き続ける

君の所為だ

恨み言のふたつやみっつは溢（こぼ）すかもしれない

だって、それくらいのことしたんだから。

—change—