写真展―美―
写真展に自分の写真を出したのは、初めてのことでした。もちろん、額に収まった写真を、友人以外の誰かが見ることも。
ポランカ写真展、今回のテーマは「美」
自分にとって美しいとは何か、とても必死に考えたように思います。その中で、今回出したのは、僕がカメラを始めて間もない、RAWを知らなかった頃のものです。
ひとりの少女が、海へと続く白い砂浜を歩く。
見た方はもしかしたらお気付きかと思いますが、この写真を撮ったとき、僕はF値の設定を直し忘れたんです。俗に、白く飛んでいる、というやつです。笑
しかしながら、ずっとこの写真が好きで、変わらず在り続けてくれました。不変とまでは言いませんが、僕にとって一番美しいのは、
「白」なんです。「正しさ」と、置き換えても良いかもしれません。
密かな目標は、あの写真を越えることです。
ふと入った喫茶店で、とてつもなく美味しいコーヒーに出会ったときのような、偶然の写真を。
最後に。
写真展を企画・運営してくださった、ごろうさんをはじめ、出展者の方々、会場に足を運んでいただいた皆様に、お礼申し上げます。
また何かの機会に参加出来る日が来たら、今度はもう少し日をとって在廊したいと思います。一期一会だとしても、会いたいですから。
カフェ“ポエム” 店主 星野 祐月
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