透明度

言葉ひとつ、
色ひとつ、
人ひとり、
音、ひとつ
溢れかえったひとつひとつは、僕をつくる色々だよな

この世界はあまりにあっさりと誰かを傷つけていく
忘れていくから生きていけるなんて、あんまりじゃないか
流れていくのは涙だけなのに、
笑えなかった日の責任なんて誰も取ってくれないのに
今日も朝が焼けてしまう

君の優しさは、きっとどんな空や海よりも青くて
包み込むと言うよりは、手を繋ぐくらいの温かさで
君のひとみは、きっとどんなガラスよりも透明で
すべて見透かしてしまうほど

諦めかけてるいまの僕より
不安を抱えたままの明日とか未来とかを、大事にしていけるだけの強さが
君にはあって、無意識に憧れてしまう

あの夏はまた来るだろうか。

ー透明度ー
model : hina
camera : CANON EOS6D MarkⅡ
lens : super takumar 55mm f2

A recollection with you

カフェ“ポエム” since 2010.11.27

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