light sleep
久しぶりに夢を見た
誰かと向かい合って
僕はその誰かに酷く罵られていた
悪夢だ
君の寝息が聞こえない夜は、
あまりに久しぶりで寝苦しかった
休みとはいえ、明日が仕事なのに
深夜3時を回っても
宛てもなく思考を言葉にし続けて
それからようやくお風呂に入った
君の部屋を1度叩いて、応答はない
寝落ちたと悟ったけど、不安に駆られて眠れないまま
僕の部屋に来たのは午前5時過ぎ
その足音はあまりに慌てていて
「ごめんなさい」
早口で言いながらドアを開けた君を
すぐにベッドに向かわせて布団を掛ける
この温もりがないと眠れないのか…
いつも君に、当たり前にしたくないと
言ってる癖に、甘えてるなあ
独りごちるように思った。
— light sleep —
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