It is sunny day.
美容室に行くと言うので、今朝は早起きだった
昨晩、大泣きしたせいか
スヌーズ5回でも起きない
その代わりの会話がなんとも甘かった
「大好きです」
「うん。僕も大好きだよ」
声を聴く
抱き締める
キスする
そうやってお互いを確かめる
家で朝食を食べてから出られるように
十分時間を取っていたのに、支度が全然間に合わない
止むなく朝食を諦める
同じ時間に出る必要はなかったけど
ランチになっても一緒にごはんを食べたかったから
僕も玄関に立つ
ドアの向こうは、すっきり晴れ渡っていた
駅まで向かう途中、ふと、
「今日の私、可愛くないです」
泣き腫らした次の日は、必ずそう言う
「他の人は、まじまじ見ないし気にしてないよ。
僕だって、気にならないし」
気にならないどころか、どう足掻いても可愛い
こればっかりは、仕方ない
それからまた、ふと、
「私も書きます。すこしずつ。
忘れたくないから」
「君の言葉を楽しみにしてるよ。
好きだからね」
「すぐクサいこと言う」
べしっと背中を叩かれた
「済んだら教えてね。コーヒー飲んでるから」
「わかりました」
それから30分もしないうちに連絡が来て、
慌てて飲み干すことになるとは思わなかった。
— It is sunny day. —
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