interlude

いつも君より早く目が覚める

前日どんなに遅くても、陽の光が僕を起こしてしまう


念のために時間を確認しようとして起きると

君も一緒に起こしてしまった


午前8時、まだあと2時間は眠れる


布団に戻ろうとしたら、ここが定位置とばかりに

僕の膝の上に頭を預けてきた

「こうやって、膝に収まってるのが好きなんです」

首から下は、どうでも良いのかと思って

「全然収まってないよ」

微笑(わら)って言うと

「そうですね」

微笑って返される


すこしの間、そうしたあとで

満足した君は、やっと僕を布団に入れてくれた


次のアラームまで、起きることはなかった。


— interlude —

A recollection with you

カフェ“ポエム” since 2010.11.27

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